議会最終日

 今日は3月6日に始まった3月議会の最終日でした。3月議会は『予算議会』いつもより長丁場となります。3月以外は4常任委員会の開催日が各1日ですが、3月は新年度予算の審議があるので各2日となります。
 さて、平成20年度予算は、災害からの復旧事業も一段落し、森市長三期目の夢の実現に向けた初年度であり、市民力、地域力を発揮するため日本一のシティーセンターの建設計画や長岡から全国に発信できる長岡独自の政策の実現に向けての予算編成は高く評価します。
 本年度は、合併から3年が経過し、より合併効果を発揮するには、合併のデメリットを解消すると共に合併に対する成果を検証しなければならない時と思います。
 また、行財政改革の一環として職員の削減や組織の一元化等がなされていますが、反面「効率性が優先され、これまでの対応が疎かになってしまった」という苦情も出されています。例えば、観光振興にしても観光行政だけでなく農林や教育、土木、環境など様々な分野の協力体制が必要です。1つの事業を様々な部署が協力して実施することで、大きな成果、波及効果が得られます。
 「縦割り行政」を改め部署の横断的な対応が強く望まれ、企画、総務の部署では、特に調整能力の発揮が強く望まれます。「お金のない時は知恵を出す」平成20年度は、行政機能のソフト面の充実に積極的に取組んでもらいたいと期待しています。
 我々長岡市議会にとっても平成20年度は、市長はじめ行政に要望ばがりするのではなく、議会としても積極的に政策立案そして提案を行い、その実現を図るよう切磋琢磨しなければならない正念場の年と考えます。
 現在進行中の議会活性化検討委員会の益々の活性化を委員である1人として頑張りたいと思っています。