桜の花の儚さよ

hiroshikaro2008-04-22

 お山の桜も4月の第2週目に咲き始めたかと思いきや、先週末には散り始め既に葉桜になってしまった。僅か10日間の盛りであったが、今年は毎日お山の桜を楽しませて貰った印象である。それは、悠久山のバスターミナル前を通って、桜第門、県営プール前、そして長岡大学前を通って、国道352号線に抜ける南陽道路が4月10日に開通し、いつもその新道を、桜を眺めながら通勤できたお陰である。

昨年は今時分、自分の選挙で桜など楽しむ余裕などなかったことを思い出しているが、今は齢50を過ぎ、花や草木に興味を持つ余裕が出来たからではないかと思う。
昨年来、園芸福祉活動に本格的に取り組み、今年は妻や子どもと一緒になって花を育て、家の周りは花で一杯であり、非常に幸せな気分である。
若い時は「花より団子」で、花よりも、酒に酔い、皆とワイワイやるのも良かったが、今は、花を世話し、花の生長を毎日見るのが楽しみだ。
桜の花は短くそして儚いが、その儚さが日本人の心を捕らえ多くの花見客を誘うのではないかと思う。
花は千差万別、人も色々、それぞれ与えられた咲き方、生き方を全うすることが、人の心を感動させるのではないかと思う。