成人式

私の姪も晴れて成人

 昨日11時より長岡市立劇場で平成20年度「長岡地域成人式」が行われた。千数百名の成人が集い、中学校卒業後、高校卒業後の久しぶりの仲間との再会を喜んでいた。
 オープニングとエンディングの長生保育園の可愛い園児達『悠久太鼓華童会』の太鼓の演奏は、毎年ざわついた会場が一瞬のうちにステージに注目が集まり静かになる。正にその時が参加した成人の人たちが、成人になったという自覚を持った時ではないかと思う。
多分、自分より年上の人が「静粛に!」とか挨拶で壇上に立っても、私語やざわつきは収まらないかと思う。しかし、自分より年下の可愛い園児が一生懸命自分達の為に太鼓を演奏する姿を見ては「大人としては」きちんと聴かなければならないと思うのではないかと思う。

 さて、「成人式」とは当然成人になった人たちの集いであるので、参加者は既に自らの誕生日に二十歳に成った訳なので、その時点で選挙権もたばこも酒も解禁であり、成人式からスタートという訳ではない。実際我々の成人式は全国一斉1月15日と決まっていたが、最近は地域の事情で5月3日やお盆の時期に行うところも少なくないのだから「時間的な意義」はあまり問題にしてはいないかと思う。
では、一体「成人式」とは何なのか?

 同期の仲間と再会し、そして周りの皆から成人:大人になったことを祝ってもらうことかとが「成人式の意義」であるかと思う。
 そういった意味では、昨日の市立劇場での成人式は多くの成人が一堂に会し、そして長生保育園の園児達の素晴らしい太鼓の演奏、ただひとつ残念であり、参加した成人の人たちもがっかりしたのは、主催者である森市長が別の地域での成人式に出席のため参加されなかったことではないかと思う。長岡市の一番の有名人である市長の挨拶を直に聞くのを楽しみにしていた人も多かったのではないかと思うが、僅か1時間の式であるので、どうにか調整して参加して貰いたかった。