何処に聞いたら?

 先日、栖吉地区青少年育成会連絡協議会の常任委員会:所謂、地区子ども会の保護者が開催され、各町内の子ども会の年間行事そして地区協議会の役員選出、活動計画そして予算について審議・承認されました。
 議案審議が終了後、その他の項で、幾つかの質問・意見が出されましたので紹介します。
1. 蜂の大群に遭遇したがどう対応したら良いか 先月子ども達が下校する途中蜂の大群に遭遇したが、幸い被害に遭わなかったが、その後、その場を通るのを怖がっているが、蜂の巣の撤去等をする場合は何処に連絡したらよいのか?
2. 雪道での通学の安全確保について昨年雪国栖吉に引っ越して来たが、子ども達の雪道通学が危険な様子なので改善してもらえないか?
3. 不審者の対応について 夕方中学生の女子生徒が車に乗った男に何回か写真を撮られたが、そういう場合はどうしたら良いか?
との質問・要望が寄せられました。
1. 2については、小生が市役所と相談し後日回答する旨お話しました。3の不審者対応については、以前セーフティートロールの会議で交番の署長と話した経緯から「直に110通報をして欲しい」と答えました。
 このように子どもを持つ親は、学校や勉強そして子どもの友達付き合いだけではなく、日頃から子どもに対して様々な不安・心配を抱えているのだと再認識しました。
しかし、昨今、子ども会やPTA・学校、町内の会合にも強制されなければ参加しなくなった保護者が多く、生活に密着した情報を得ることが難しくなり、日頃困ったことをちょっと相談するのは何処なのか?分からないのも無理からぬ現状であると思います。
 同時に、実際役所に相談しても縦割り行政では1つの部署に相談しても「そのことは私の所の担当ではないので○○課へとのたらい回しがなされてしまう可能性も少なく、相談するのも面倒だ!」と考える親も少なくないのが現状です。
 親も自らもっとPTAや学校・地域の活動に参加すべく努力しなければならないと同時に、行政・市役所も縄張りや担当と云うのではなく総括的に市民の質問・要望に迅速かつ的確に応えるよう努力しなければならないと思います。