消防演習と田植え祭り

ミニチュアあぐらって村

 今日は、消防演習と田植え祭りに参加してきました。
 長岡市中央方面隊の消防演習は柿小学校で行われ、日頃地域のため頑張っておられる消防団の方々の訓練の成果が発表されました。小型ポンプ走法は4人一組で行われ、3本のホースを素早く敷設し放水するまでの時間と正確さを競う競技で、選手がホースを担いで全力で走り回る姿には頭が下がりました。
 消防署による常備消防体制が整備されている現在ですが、やはり「自らの地域は自らが守る」をモットーにより消防団の活動を活性化しなければならない現状ですが、新入団員の確保に苦労されているのも現状です。
 今日は消防団員の1年に数回しかない「晴れの場」なのに、ポンプ走法や通常点検際に周辺住民そして関係者の参加が少なかったことが大変残念に思いました。

 ふるさと体験センター 栖吉のあぐらって長岡では恒例の田植え祭りが開催され100人程の市民が参加し、さつまいもの苗の定植と田植えが行われました。

 家族での参加も多く「農」を体験するには大変良い機会です。「田んぼには裸足で入らないと歩けなくなるよ!」との主催者側からの説明で、長靴を脱いで、恐る恐るヌルッとした田んぼに足を入れたやキャーという悲鳴、慌てて足を抜き畔に上がる女の子も居ましたが、好天の元、清々しい風に吹かれながら初体験の田植えを楽しんでいました。
 「今の子どもは一寸でも泥や土が付くのは嫌い」とよく言われますが、逆にたくさんの泥にまみれれば、大はしゃぎし、楽しむのも子どもだと思います。もっと田んぼの中を自由に飛び回り、泥まみれになって遊べる機会を、もう少し暖かくなってから企画してあげたいと思いました。
 「どろんこ運動会」「田んぼオリンピック」などと称して、子ども達の自由に任せ、農、泥、そして田んぼの生き物とふれあう機会を作ることも「食農育」の一環ではないかと思いました。