市民農園

hiroshikaro2008-06-23

 今月初め政令市の福岡市(人口140万人)と広島市(人口100万人)の2都市の市民農園を見学してきた。
 見学の目的は両市の市民農園共に中心地から車で1時間(30km〜40km)も離れている所に位置しているのに、入園率・利用率が高いとのこと、今私が考えている長岡ニュータウン市民農園構想は、中心市街地から距離が約12km車で20分足らずの福岡、広島に比べれば立地条件的には勝っているが、構想を話すと殆どの人が「距離があり過ぎるのでは?」との疑問を呈される。

 福岡、広島の農園に共通して云えることは、

  1. 施設や道具が揃っており、手ぶらで来られること。
  2. シャワーや休憩室が整備されていること。
  3. 駐車場が整備されており、畑までの距離が短いこと。

 の3点が上げられる。そして何よりも人口規模が大きく、市民農園の需要が大きいということではないかと思う。


 長岡は、福岡や広島に比べれば市街地の規模は小さく、需要も小さいので、より利便性や特殊性を加味しなければ利用者はないと思われる。
 そういった意味から、以下の特殊性を持たせてみては?と思う。
 -利用期間 通常1年から5年を20年位とし、期間延長も可能とする。

  • 利用面積を通常10坪〜30坪を70坪〜100坪とする。
  • 利用形態を野菜だけではなく、花、木、そして小屋などを配置できるようにする。
  • 水なども水道水を利用するのではなく、山水、雨水等を上手く利用する。
  • 農園の管理運営を利用者に任せる。
  • ひとつの理念を掲げ管理運営に臨む。
  • 利用料をある程度低く抑える。初期投資を抑える。

等、様々な観点から長岡的な特徴を出せば、きっと利用者はあるのではないかと考える。
 何れにしても実践が大切、何処かでやってみたいというのが今の私の気持だ。