ヨット「さきがけ」乗船体験

hiroshikaro2008-07-14

6年生の次男と一緒に長岡市有のレース用ヨット「さきがけ」の乗船体験会に参加してきました。市内の小学校5・6年生20名とその保護者の計40名の参加で、「さきがけ」と「HITOGO」の2隻に分乗し、ヨット日和の瀬青空の下約2時間の船旅を楽しみました。

 最初30分間ヨットに関する基礎知識、乗船時の注意、そしてライフジャケットの着用方法等について艇長の森山さんから説明してもらいました。

ヨットが進む原理は飛行機が空を飛ぶ原理と同じで、風邪の揚力によって進むということ。そしてヨットが風に吹かれながらも、ひっくり返らないのは「バラスとキール」という2.7トンもある鉛の錘が船底についているからということ等を教えてもらいました。
 さていよいよ乗船、皆、緊張しながら乗船すると注意事項で話された「必ず何処を掴むように!立って歩き回ってはいけない!」等言われたので、座ると同時に何かにしがみつくように座り込み、じっとしていました。

港から沖合に出るまでは、エンジンでスクリューを回して動かすのを見て、ヨットにはエンジンが付いている事初めて知りました。
沖合200mほど行くと、乗組員5人ほどで一斉にマストが張られました。

ここが乗組員の腕の見せ所とばかり、皆さん張り切ってやっておられました。マストが張られると適度な風もあり、滑るようにヨットは進み、マストで日差しざしがさえぎられ心地よい海風が顔をさすりながら、ゆったりとそして軽やかな感覚で進むヨットを満喫しました。

帰路では子ども達もそれぞれ舵を握らせてもらい満足したようです。

そして信濃川の真水と海の水がせめぎ合う潮の分かれ目を見ることもでき、大変勉強になりました。

今後総合学習等で沢山の子ども達が乗船するとのこと。これも海の寺泊と合併した効果かとも思いました。長岡の子供たちは海・山・川の経験が出来本当に恵まれていると感じました。

また、今後、これらの事業を充実させる事で、教育ばかりではなく、観光の一翼を担うくらいのヨット事業にまで発展してくれたらと願っています。