オリンピックと平和な日本

 毎度のことだが、日本社会は何か大きなイベントが始まると、全てのマスコミがそのイベント:オリンピックの報道ばかりを中心に据えるため、日頃の生活に密着した報道はとんと少なくなるし、興味本位の芸能人や政治家等のスキャンダル報道も少なくなる。メダルを取ったとか、取れなかった等の話題ばかりが中心となり、正に、平和なオリンピックの国:日本になってしまうようだ。
 内閣改造も、そして高校野球も4年に一度のオリンピックの日程を避けて実施されているのも正にその一例である。
 福田新内閣はこの16日間でどのように組織固めをし、公約実現についての具体的な施策を打ち出すかが見物である。国民は、オリンピック、高校野球そしてお盆ボケして、これまでの政治に対しての評価を忘れてしまわないよう十分注意しなければならない。
 そういった意味では、お盆休みだからといって、扇風機を回しながら、朝から晩までリモコン片手にチャンネルを換えてばかりいのテレビ漬けにならぬよう十分自戒しなければならない。
1年で一番暑い時季だから休息も必要だが、リフレッシュするため身体を動かし、これまで出来なかった家の仕事を心掛けて片付けたいと思う。