キャンプその1

 昨日、今日と1泊2日の小学生を対象としたキャンプを与板の「うまみち森林公園」で実施した。
 昨年まで4年間連続で小学校とコミュニティーセンターで実施していた「防災キャンプ」は、年々参加者数が減少傾向にあったので、今年は久しぶりの野外キャンプに変更した。野外キャンプといっても普通のキャンプではなく、以下のような特徴をもたせたキャンプを企画・実施した。

  1. 目的地まで貸し切りバスではなく路線バスを使って行く。
  2. 食事の献立、買い出し、調理全てを子ども達中心に行う。
  3. 昔の遊びを子どもに教える。
  4. 薪などはは現地調達で行う。
  5. その地の歴史文化に触れる。
  6. その地の「うんめ〜もの」を食べてみる。

 を目的に2回現地視察を行い、そして関係者と相談しながら実施した。
1.路線バスでの往復
 悠久山駅から長岡駅東口、そして長岡駅大手口から与板中町までバスの通算乗車時間は45分、最近の子ども達は、何処へ行くにも自家用車中心であり、路線バスに乗るのも珍しい子どもも沢山いた。途中で松葉杖をついたお年寄りや病院通いの足腰の弱そうなおばあちゃん等が座席の前に立っても席を譲ってあげようという気の子どもが居なかったのにはちょっとがっかりした。優しい子ども達ばかりと思うが、殆どバスや公共交通機関を利用したことがなければ、優先席やバスの中でどのように対応したら良いか?は分からないと思う。席を譲るように促せば席を立ちお年寄りに席を譲り、「ありがとう」と言われ、嬉しそうな顔つきを見て、きっと、分からないから立てなかったのだな?と思った。