栖吉町・栖吉神社復興事業竣工式

hiroshikaro2008-08-31

 昨日は「栖吉町・栖吉神社中越地震災害復興事業竣工式」が栖吉神社と栖吉活性化センターで盛大に執り行われました。栖吉神社で行われた神事には復興事業関係者約60名が、そして活性化センターで行われた祝賀パーティーには110名もの関係者が参加されました。
 総事業費1億円を越す経費は、県の復興資金から63%、神社庁の見舞金9%、そしてコミュニティ支援金4%と公費や義援金からの支出、そして残りは地元の資金で賄われました。いずれにしても行政はじめ多方面からの支援、そして地元の熱意が本事業を立派に完工させたものと深く敬意を表します。

 地震直前に神社本殿と拝殿の瓦の敷き替えが地元住民の寄付で終わり、めでたく竣工のお祝いをした矢先の中越地震でした。
 地震直後、神社責任役員の方と瓦礫化した現場を見て「もぅ復興は出来ない、小さな祠を町の中心部にお祭りするしかない!」と呆然として言われた事が今でも耳に残っています。

 あれからまだ4年も経っていないのに、こんなに立派に再建したことに本当に関係者の方々の熱意と努力に目を見張ります。再建された神社が今後も村の発展を見つめそして神社を守ることがコミュニティの維持増進につながるものと確信しています。
 改めて復興委員会の皆さん、そして町内会の皆さんにご苦労様を言いたいと思います。
 また、竣工式には地震発生直後に復旧作業に駆けつけてくれた長野県諏訪市御柱とボランティアの団体である「星和会」のメンバーの方々が出席され、木遣り等を披露され目出度さを一層守り立ててくれました。本当に感謝感謝の一日でした。