都市マスタープラン地域別意見交換会

hiroshikaro2008-09-03

 昨晩19時から豊田コミュニティセンターにおいて「都市計画マスタープラン 第1回地域別意見交換」が開催され、対象地域である中学校区の旭岡地区及び栖吉地区の関係者60名ほどが集まり約2時間話し合いました。
 冒頭都市計画マスタープランの目的、今回の意見交換会の趣旨、そして当地区の状況などが行政側から説明され、1班 概ね10名の計6班、地域毎に分かれ机を囲み19時半から1時間、班毎に「地域の現状(良い点・悪い点)について」「地域の将来イメージについて」の2点に亘って意見交換が行われました。
 当地区は信濃川を横断し東西を結ぶ「仮称:東西道路」の開通が待望されている地区で、大型ショッピングセンターや長岡地域初めてとなる「道の駅」、病院、老人福祉施設等の誘致・建設待望論が特に多かったように思えます。また、柿川流域の冠水問題の解消、防災機能としての公園の新設、歩道の改良など生活に密着したきめ細かな政策の実施の要望も出されました。

 市役所の都市整備部、土木部、そして危機管理防災本部の若手職員が司会進行及び取り纏めを行い非常に活発なワークショップとなりました。
 ワークショップは、参加者一人ひとり全員が思っていることを順番に発言でき、また、それぞれ熱心に聴いてくれるので、班毎の意見交換については皆さん満足されたようですし、市役所の若手職員にとっても市民の意見、考えを直に聞くことが出来ると同時に、それらの意見に対応し、取りまとめることは大変だったと思いますが、市民に一番身近な行政マンとしてきっと良い勉強になったと思います。
 いずれにしても政策立案に携わる最前線の市役所若手職員と一般市民の方々との意見交換会は、新しい「都市計画マスタープラン」作成のための手法でありますが、それ以上に「市民と行政」との相互理解、信頼の醸成、そして若き行政の担い手の人材養成に資するものと実感しました。
 第2回の「地域の将来像の方向性について」の意見交換会は半年後位に実施されるとのことでしたが、このようなワークショップ手法を用いた行政と市民の意見交換会が広くそして頻繁に行われることが「効率的かつ市民満足度の高い行政運営」が実施できる秘訣と確信しました。

 9月4日は宮内、5日は槇山、8日は大島、そして9日は関原のコミュニティセンターでそれぞれ19時より開催される予定ですので、時間がありましたら是非参加してみて下さい!