天皇・皇后両陛下の御成

hiroshikaro2008-09-09

 一昨日から来県されておられた天皇・皇后両陛下が本日山古志地域の復旧状況を視察に長岡市を訪問されました。
 我々長岡市議会議員は両陛下が市役所に到着された時、市役所ロビーでお出迎えしました。両陛下は森市長の案内でそれぞれ参列者に会釈をされながらご挨拶をされました。
 長岡市議会議員の同僚で盲導犬を伴って参列した藤田議員に対しての両陛下の「優しい励ましのお言葉」に隣に居合わせた小生も大変感激しました。
 その後、市役所内で昼食をとられ、車にて山古志の復旧状況を視察に出発されました。山古志までの沿道の送迎指定箇所には沢山の市民が歩道一杯縦列になりお出迎えし、皇室人気の凄さを実感しました。

 思い起こせば44年前、新潟国体の年、小生が小学校一年生の年に昭和天皇が近くの新潟県農事試験場を訪問された時、日丸の小旗を持ち、雨がしとしと降る中1時間以上も待ち寒い思いをしたのに、陛下の姿を拝見できたのはほんの一瞬だったことを思い出しています。
 今回も沿道には豊田小学校の児童、旭岡中学校の生徒が参列し、ちょっと暑い晴天の中お出迎えでしたが、車窓からとはいえ陛下を直に拝見できたことは子ども達にとって一生の思い出になると思います。
今は警備の関係もあり「○○時○○分頃お見えになる」と公報があれば5分から10分程の遅れでお見えになられ、待機時間は約30分程でしたので、その分「世の中が忙しくなったのだなー」と思うと同時に、両陛下共ご高齢であられるにも拘わらず、分刻みの日程の中、公務をこなされ、体調に関係なしにいつも穏やかな笑顔を絶やされない皇室執務の大変さを垣間見た思いがしました。
いつまでの健康でおられ、国民に元気を与えてくださることをお祈りしています。