家族コミュニティ

hiroshikaro2008-09-24

 9月10月は地元行事が目白押しです。敬老会や運動会そして収穫祭、お祭りなど終末毎に何かに当たります。
 昨日は中沢町の運動会に参加させてもらいました。
 最近はテレビをつければ、毎日のように全国そして国際的な情報が飛び交い世界が狭くなったと感じることもしばしばですが、いざ自分の身の回りの見てみるお隣さんの顔が分からない、何人家族なのかも分からないといったように、世の中がグローバル化した反面、お隣同士に付き合いが希薄になってしまったことは否めないと思います。
 4年前の地震であれほどコミュニティ、地域力が力説されましたが、残念ながら行政が音頭をとってもなかなか時代の大きな流れの為か、地域の絆は強くならないよう思えます。
 さて、今年の運動会は暑くもなく寒くもなく、午後からの雨が心配されましたが、老若男女200名程の参加で盛大に行われました。「昔はこの倍くらいは参加者があり、赤、白、青、黄の4チームに分けて優勝杯を争っていたが、今年から東軍、西軍の2チームになってしまった」と寂しそうに言われる年配の方もおられました。しかしながら毎年このように沢山の町民が一グランドに会して運動会を行っておられることに敬意を表します。

開会式では「運動会で隣近所の絆を深める大切ですが、親子、家族の絆を深めるのも大切なこと、運動会は子どもから年配の方までの種目が沢山企画されており、大人は、子どもが頑張る姿は学校行事で見ることはありますが、子ども達は、父ちゃん母ちゃん、そして爺ちゃん婆ちゃんなどの大人が一生懸命走ったり、頑張ったりする姿を見ることはなかなかなかありません。本日の運動会は正に絶好の機会、是非大人はハッスルして格好良いところを子ども達に披露してください!」と挨拶させてもらいました。
先日福岡では非常に痛ましい事件が発生しました。今朝の新聞には「地域でもう少し何か出来なかったのか?」との記事も掲載されていました。
地域力も大切ですが、家族力はもっと大切かと思います。日頃家庭内では、各々の生活をこなしているだけで、家族同士話し合う機会・テーマが少なくなった昨今、昨晩は運動会での各人の活躍がテーマになり家族内の会話が弾んだのではないかと大いに期待しています。