皆で一緒に!

hiroshikaro2008-09-29

 昨日、5月24日長岡日赤病院の隣の河川敷内の畑40アールほどに植え付けたサツマイモの収穫が子ども会・育成会、そして障がい者80名ほどの参加を得て実施されました。
「農園芸分野における障害者雇用の可能性」について取り組んでいる「にいがた楽しい園芸活動普及実行委員会」のメンバーも数名参加させてもらうと同時に、養護学校の児童生徒・保護者、障害者授産施設、就労支援センターの利用者にも呼びかけたところ20数名から参加してもらいました。

 植え付け時は、予め農家が砂地の土壌を畝立てし、黒いマルチを施し呉れてからのイモ苗の植え付けでしたので、広い畑でも約30人で、1時間余で植えたことを思い出しました。
しかし、今回は、草茫々の中、イモの蔓と葉っぱが見え隠れしている中での作業でしたので、植え付けの時に比べ作業はなかなか進まず、予定していた作業の半分位しか終わらなまま時間切れとなってしまいました。
 障害者と一般市民が一緒に作業したことは、お互い良い交流になったと思いますが、最初にきちんと参加者の紹介等してから始めれば、もっともっと交流が深まったのではないかと反省しています。
 授産施設の利用者は、スコップ等で傷つけることなく丁寧に手で芋掘りをしていましたので、綺麗な芋が沢山収穫できました。
 効率性ばかりを求め作業する癖のある自分にとって、ゆっくり丁寧にやるということを障がい者の方々から勉強させて貰いました。

 お互い同じフィールドで一緒に活動することで、見失ったことを思いつかせてくれたり、出来ないことを補足してくれたり、相乗効果があることも分かりました。
 障害をもった方々がもっともっと社会に参加し、顔をみせることの大切さ、そしてそのような機会を沢山作って行くことの大切さを感じました。
 今後も「皆で一緒に!」を合い言葉にいろいろなことを企画実施していきたいと思います。