素晴らしい坪庭:モデルガーデン

hiroshikaro2008-10-03

 先の日曜日の午後:初級園芸福祉士養成講座の実習で、見附市立病院入口脇のスペースに4つの坪庭のモデルガーデンが出来上がりました。
 高齢者、子ども、車椅子利用者、ストレス解消と4つのテーマでそれぞれ6人のメンバーで持ち時間90分で庭を完成させました。
 前日の雨のため土がヌカル悪条件の区画もありましたが、事前にそれぞれで話し合って作製した設計に基づき素晴らしいには庭に仕上がりました。
 限られた時間内で、皆で協力し合って作り上げたという充実感、満足感そして連帯感は参加された方でなければ分からないかと思います。
 終了後の1分スピーチでは
「最初は受講料:36,600円は高いと思っていたが、充実した4日間が過ごせ受講料に見合う講座内容だった。」
「今回の講座で身につけた知識や技術を是非地元や職場で活用したい。」
「素晴らしい仲間作りができた。これからも交流を続けたい。」など前向きな感想が殆どでした。
また、見附市の職員は「毎朝市立病院へ通って来るので、坪庭:花壇の世話をしたい。また世話を出来るのが楽しみだ。」との発言もありました。
 講座用のモデルガーデンですので、以前は講座終了後直ちに取り壊し原形に復旧していましたが、余りにも立派な庭なので、取り壊すのが「もったいない」とのことから、2年前に開催した長岡市の高齢者施設「かつぼ園」での講座から、そのまま庭は現地に残し、その管理をしながら園芸福祉活動の普及を広めようということで進めてきています。
かつぼ園では「花華クラブ」という利用者と一般市民が「花」を介在して交流を図ることを目的とした会が立ち上がり、一般市民が毎月数回施設を訪問し利用者と積極的に交流しています。
 見附の坪庭も市立病院を訪れる方々との交流の場、憩いの場として活用してもらえたらと思うと同時に、皆が気持ち良く利用できるよう、造成された受講者の方々が中心になり可愛がって:管理して欲しいと挨拶して4日間の講座を終了しました。