政選分離

 昨日の参議院の代表質問、車中のラジオで聞いていましたが、どれもこれも間近に迫った総選挙の選挙演説のような感じで「一体日本のこと国民の事を考えている国会議員はどれだけいるのか?」という思いで、聴くのもうんざりしてしまい途中でスイッチを切ってしまいました。
 選挙前の自党の自慢話「あれもした、これもした、それもこれも我が党の実績だ!」とのPR、その発言に対する大声の野次がラジオから聞こえてきます。これが立法の最高府なのか?人の発言を静かに聴くことが出来ないのか?また、聞くに堪えない内容しか発言できないのか?国会の権威、品位、そして国会議員の品格を疑いたくなるような状況です。
 何故、国政と選挙が一緒になるのか?そして政策論争ではなく政局論争になってしまうのか?
 丁度アメリカ大統領選挙が行われております。彼の地では大統領、そして副大統領の候補者同士の政治論争たけなわであり、感覚的には政治と選挙は分離されているように感じられます。
 日本も選挙と政治を一緒にせず、国政を担う政治家達は「政選分離」で臨んで欲しいと思います。