小学校の音楽発表会

hiroshikaro2008-10-05

 昨日は栖吉小学校の音楽発表会が開催されました。「心を合わせてつくりだそう 私達の音楽発表会」をテーマに、子ども達が一生懸命取り組んだ成果が発表されました。
 司会進行も子ども達が中心になってやっており、担当した子ども達、各学年の努力の跡が見えました。保護者や地域の方々も子ども達の一生懸命な姿を見ようと沢山来会して呉れ体育館一杯になりました。
 全ての子ども達が皆と一緒にステージに上がりますが、誰かが一生懸命見たり聞いたりしてくれていると思えば、一人ひとり緊張し、あがってしまいます。間違ってはダメだとどきどきしながらの演奏、合唱は、それぞれの子どもにとって一生の思い出として残ることと思います。
 感想を聞かれると、元気良く手を挙げるのは低学年の子ども達が中心でした。大人たちからは「元気出して!勇気出して!」との声も出ましたが、当の大人たちは、いざ自分にお鉢が回れば?
日本人は大きくなればなる程、必要ない時以外は、人前で発言したり、発表したりすることを非常に嫌う傾向にあるように思えます。大人が子どもの模範にならなければと思いますが?そうでない現代社会、大人:親が一生懸命な姿を子どもに見せる機会を作らなければならないと思います。そういった意味では、是非保護者の発表もあっても良いのではないかとも思います。
 また、そんな中、先生方は大きな声で合唱されたことも大変印象的でした。

 子どもを通じて大人も学ぶという気持ちを育てることが必要とも考えます。
 思い起こせば日は違いますが、4年前の音楽発表会の夜、あの中越地震に遭いました。10月23日と言う日ではなく、私にとっては、小学校の音楽発表会が地震の記念日のように思えてなりません。