浜松のバス

hiroshikaro2008-10-19

 今回は10月15日公共交通機関:京都のバスに引き続き、浜松のバス:遠州鉄道のバスについて紹介します。
 浜松の駅前にはロータリー状のバスターミナルがあります。ターミナルにはJRの駅から地下道でつながっています。バスターミナルに通ずる階段を上るとまず総合案内板が目に入ります。その脇には案内所と切符売り場があります。

 行き先と出発ホーム(番線)を確認し、目的番線へ行くと、そこには路線図と料金表が掲示されており、バスに乗る前に目的地までの料金が確認でき大変安心です。また、待合用のベンチも設置されており、高齢者の方には重宝され重い荷物を置くにも助かります。

 今回は浜松の奥座敷舘山寺温泉行きのバスを利用したのですが、片道45分もかかる路線ですが毎時(1時間)4本〜5本も運行しているので、時刻表は余り気になりません。
 バスは低床車両で乗り易く、また運転手の後ろのデジタル表示板は、停留所の表示はもとより新幹線車内の掲示板と同くFMニュースを流しているので退屈しません。荷物置き場、そして他のバスでは余り見かけない傘置き場まであります。
 料金は、現金、ETカード(バスカード)、そしてICチップ内蔵のナイスパスで支払い可能です。詳しくは以下のホームページをご覧ください。http://bus.entetsu.co.jp/howtouse/riding.html
 ナイスパスを利用すれば整理券を取らなくても良く、また料金割引があり、たくさんの乗客が利用していました。市の高齢者や障害者パスとしても利用されているとのことで、今後あの忘れかけている「住基カード」と併用されるかも知れませんね。
 主なバス停には「バスロケーションシステム」が設置されており、乗車予定のバスが2つ前のバス停に来るとランプが点灯し知らせてくれます。また、主要バス停には屋根がついており、小さなバス停でもスペースがあれば木で作られたベンチが設置してありました。
 写真を撮ったりバスの勉強に夢中になっていたので整理券を取り忘れてしまい慌ててしまいましたが、女性の運転手さんが「降りる時に乗車地を言ってもらえば構いません!」と言ってくれ一安心しました。
 30分余りの乗車でしたが充実した浜松のバスの旅でした。

外国人特にブラジル人が多いのでポルトガル語の案内もありました。
商店街と協力して買い物バス券も発行していました。