農園芸分野における障がい者就労推進について

hiroshikaro2008-10-31

 昨日は全国各地から農園芸分野における障がい者の就労に関わっておられる「精鋭」27名と農林水産省厚生労働省の関係者8名の総勢35名が霞ヶ関の一堂に会し、約4時間「障がい者の農園芸分野での就労促進」について白熱した意見交換を行いました。
 既に障がい者の就労で大きな成果を収めておられる方々ばかり、それも実際現場で活躍されておられる方ばかりですので、具体的な課題、提案がなされ有意義な会合になりました。
協議課題が多く、そして協議分野も多岐に亘っているので初めての会合で結論などは出せませんでしたが、代表世話人等を選任し、今後メールなどを活用しながら議論を深めて行くことと再会を誓って別れました。
 今回参加された方々は大きく3つに分けられるかと思います。
1. 福祉施設で国の助成金などを上手く活用し、農園芸の活動を行っておられる方
2. 全く国などの助成は受けず自らの努力で障がい者雇用で自立されておられる方
3. 法定雇用制度の特例子会社として障がい者を雇用されておられる方

 何れにしても皆さん実際に活躍されておられる方ばかりでしたので私としては一寸うらやましく感じました。
今回の会で協議されたことを参考に、障がい者の農園芸就労が促進される仕組み作りに汗をかこうと決意を新たにしました。
 何れにしても今回全国の「精鋭」の方々と面識が持てたことは本当に有り難く思うと同時に、これからこの精鋭を核として、障がい者の就労促進と農業の再生のための新しい活動として発展させていきたいと思っています。