江戸川カッパ市

hiroshikaro2008-11-17

 日曜日は朝4時半に あぐらって長岡 に集合して一路東京江戸川へ、団地の中の「なぎさ公園」で10時から15時まで開催された「カッパ市」に参加し、山古志の漬け物や、あぐらって長岡 で採れた野菜や米を販売してきました。
 小生と園芸福祉にいがた のメンバー3人は、山古志のかあちゃんと一緒に作った「うんめ〜あまんだれ汁」を約300食販売しました。
 以前、長岡大学の悠久祭で子ども達に模擬店を手伝わせ「お店屋さんごっこ」をさせましたが、今回は大人だけでの「お店屋さんごっこ」最初は照れ臭さかった呼び込みも、売れ始めて忙しくなると夢中になり、長岡弁で「うんめ〜あまんだれ汁食ってけや!」と大声で呼びかけられるようになり、大勢のかたから食べて貰い大変満足しました。

 やはり「ごっこ」は楽しいな?と思いましたが、この楽しさの陰には、前日、あまんだれ から野菜、肉、調味料までを用意した山古志のかあちゃん達の苦労のお陰と、頭が下がると同時に、完売出来皆満足感を味わい「よかったね〜」で終わりました。
 公園に隣接して沢山のマンションが建ち並んでいました。1棟で概ね150世帯、一緒に行った山古志 虫亀のかあちゃんは、「虫亀の130世帯より多いや、すげ〜、4棟で山古志の人より多いや〜」と驚いていました。
 カッパ市は、地元の自主防災会「なぎさ防災会」が中心になり、NPO地域交流センターと共催で開催したイベントで、長岡、見附、小千谷をはじめ鹿児島や栃木県 鹿沼市群馬県 みなかみ市、千葉県 銚子市等、全国からの応援団が多数駆けつけており、応援団なくして今日のカッパ市の開催は無かったように感じられました。

 コミュニティが形成されてない都会の団地では、このようなイベントが無ければ隣同士、団地に住む者同士、声を掛け合うこともなく、只々自らの生活を淡々と過ごしているのが日常なのか?と結婚したばかりの時期、千葉ニュータウンという団地で暮らしたことを思い出しました。
 確かに便利な東京ですが、長岡に戻り10年が経った自分にとっては、大都市東京で災害に遭ったら、住環境や食の環境そして隣のことを考えたりしたら、一寸怖くて住めないと思うようになった今日この頃です。
 帰宅したのは10時近くでしたが、お店屋さんごっこをし、久しぶりの東京での団地生活を垣間見れ勉強出来たので、有意義な疲労感を味わいながら床に就きました。