楽しいクリスマス

 いよいよ明後日はクリスマスイブ、この土日はクリスマスプレゼントの買い物客で、デパート、スーパーそして電気店は賑わっていました。不景気な社会情勢ですが、無理をしてでも子ども達にクリスマスプレゼントを!と考えている親も少なくないと思います。
昨晩「サザエさん」を見ていると「磯野家皆でプレゼントの交換をしよう!」とのお父さん(波平)の提案で、それぞれ迷いながらも趣向を凝らしたプレゼント交換が行われ、ほのぼのとした磯野家の様子になんとも清清しさを感じました。
早速、我が家も今朝の食卓でプレゼント交換を提案しましたが小6の次男は「そんなのは無理」中2の長男は「時間がない」と言って提案にはのれないとの意思表示をしました。
ドイツにいた頃は、毎年クリスマス・イブは家族同様の付合いをしていたドイツ人の家族に呼ばれ、プレゼント交換をしたことが思い出されます。
クリスマス・ツリーの下に、それぞれのプレゼントを置き、定時になるとシャンペン、ジュースで乾杯し、「フロー バイナッハッテン:メリークルスマス」と言いながら、それぞれのプレゼントを交換し合う。大人である我々にもきちんとプレゼントが用意されていることに最初は戸惑ったことを思い出していますが、次年度からはプレゼント探しに頭を痛めたことも思い出されます。しかし、考えてみれば年1回家族同士お互いを思い、何が良いかとプレゼントを考える事は素晴らしいことであると思います。
本当か?嘘か?小6の次男は、今年はサンタに「DS」をお願いしたのだと言っています「親の言うことをきちんと聞いて、手伝いをし、そして勉強しないとサンタは来ない!」と言いながら、一方では「そんなことしているとサンタは来ない!」と時々脅していますが、そろそろこの辺でサンタはお終いにしようかと思っていますが???
日本の子どもは本当に恵まれています。クリスマスでプレゼント、そして1週間後のお正月にはお年玉、クリスマスプレゼントでゲーム機を貰って、お年玉でソフトを買う。正に計画性に富んだ予定を立てており、それが実現する正に夢のような?世の中です。
メーカー、小売店、そしてマスコミがクリスマスだ!お正月だ!といって購買、消費意欲ばかりを掻き立ている昨今、貧しかった時代、クリスマスやお正月は、年に一度の晴れの日という意味合いを忘れてしまっていることを反省しなければならないと思う今日この頃です。
是非、我が家では明後日のクリスマス・イブでプレゼント交換が実現するよう今日、明日、明後日限られた時間ですが孤軍奮闘してみたいと思います。