廃品回収:資源物集団回収のススメ

 以前は廃品回収と云っていましたが、現在は廃品ではなく立派な資源であるとのことから資源回収と呼び方が変わりました。
 平成20年度、昨年4月から先月までの11ヶ月間で、新聞・雑誌・段ボールそして瓶などの資源物の集団回収を実施した団体は長岡市内で284団体で、その回収量に応じて交付された市役所から奨励金の総額は、15,264千円とのことです。1団体当たり平均で53千円程の奨励金を貰ったことになります。長岡市は資源物1kgに対して5円の奨励金を支給していますので、53千円を単純に5円で割ると1団体当たり約10.6tの資源物を回収したことになります。
 因みに、資源物回収の集め頭は、東北中学で47万円、続いて阪之上小学校、四郎丸小学校と学校が続き、第4位には、毎月定期的に回収を実施している、関原南町町内会となっています。資源回収と云えば子ども会の専売特許と思っていましたが、子ども会での稼ぎ頭は、上除・朝草子ども会で次が我が悠久町の「悠和子ども会」で145千円もの奨励金をいただいております。
 回収回数は2回ないし1回の団体が殆どですが、少量ですが数回に亘ってこつこつ集めている団体もあります。
 現在の集団回収は紙類と瓶が中心ですが、以前はボロ:古布や金屑が中心でした。ボロも最近は単一の素材で作られている布は少なくなり、布を解いて他の物に使用したり、ウエスとして使用したりすることも出来なくなり、回収しても引き取り手が無くなり一昨年から回収量は0kgとなっています。
 集団回収の登録をしている団体は現在550を越えますが、実施する団体は上述したとおり約半分の団体とのことで、もっと登録団体、実施団体が増えてくれたらと思います。
 一方では、町内会、コミュニティセンター、子ども会、生徒会、PTA等は、昨今の経済状況から活動資金不足に悩んでいる団体も少なくないので、資源回収を実施することで、活動資金を捻出してもらえれば正に一挙両得「環境に優しく、財布に嬉しい資源物の集団回収」になるのですが、昨今の男が弱くなったのか?集団回収を実施するために供する労力や時間を惜しんで、2回を1回にしたり、止めてしまったりするところも徐々に出始めているようです。
 父ちゃん達、男の格好いいところの見せ場である資源物集団回収に積極的に取り組むよう啓発したいと思っています。
 是非、皆さんも資源回収に取り組んでみてください。
 詳細は長岡市環境業務課減量推進係 電話:24−2837です。