南都美しい奈良の都

興福寺伽藍

 議会の研修会で奈良に来ています。20年振りの奈良の都。平城京遷都西暦710年から、来年は遷都1300年の記念すべき年。
 1300年に因んでか?1200万人から1300万人もの観光客を誘致しようと1年間様々なイベントが目白押しです。既にホテルのエントランスにはマスコットキャラクターが並んでいました。

 京都に比べ観光インフラの整備が遅れているのように思います。現在、近鉄奈良駅周辺の大宮通りでは現在道路整備の工事が活発に行われています。
 しかし、奈良には奈良の良さがあるように思えました。観光客が少ない分広々とした奈良公園では何頭もの鹿がゆっくりと草を食む風景はほのぼのとしてまさに古都にふさわしい風景です。

 また、近鉄奈良駅の中心街周辺はアジア的なカオスを感じさせる「新旧が混沌と混ざり合っている雰囲気」は、全く気取った感じはなく、安心、落ち着きすら感じられます。
 今は正に新緑の季節「なんと美しい奈良の都」を実感しています。