雨と気温

 昨日1時過ぎに土砂降りの雨が10分程続きました。昼食を済ませ車に乗った途端にバケツをひっくり返したような雨。車についている温度計は30度でしたが、6分走って目的地に着いた時は、その温度計は25度を示していました。僅か6分間で5度も温度が下がったのにはびっくりしました。
 比熱が大きい「水」が温度を下げる効果は抜群と感じました。我が長岡市は全国で初めて地下水による「消雪パイプ」を実用化した街です。現在街の至る所の道路には消雪パイプが埋設されており雪が降った時には大変大きな威力を発揮しますが、その消雪パイプを夏場のヒートアイランド現象の緩和に使わない手はないと思いませんか?
しかしながら消雪パイプは殆どが動力電力になっているので、冬期間限定の特殊な電力ですので、夏場に使うには電力会社の許可が必要になりますので、夏の暑い日だけ消雪パイプを出すと言う訳にはいかないのが現状。
 しかし、全国各地から大勢の花火客が集まる8月2日、3日位は長岡駅から信濃川に至るまでの道路に消雪パイプで散水したら、どれだけ涼しくなり、そして長岡の街の印象が良くなるのだろうか?と考えさせられた土砂降りの雨でした。