じゃがいもの収穫

雑草との戦い

 昨日は炎天下の中、2回目のじゃがいもの収穫を行いました。先週雨で中止されため旧居の収穫作業となりましたが30名程の参加があり200kg程の収穫がありました。

 3週間前の収穫とは大違い、草は茫々と生い茂りじゃがいもの茎は何処にあるのか分かりません。加えて収穫適期を逃してしまい、茎は既に雑草に負けてしまった模様で、茎を引っ張ると茎元から切れてしまい「芋蔓式とは行かず」オマケに雨で濡れ重くなった土を手で掘り起こし芋を探すという有様で正に悪戦苦闘しての収穫作業となりました。
 私の脳裏には、大学時代の柔道の夏の合宿の時の難儀さが久しぶりに蘇りました。草に負けそして今夏一番の33度という暑さに負け、12時には万歳してしまいました。

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 収穫したじゃがいもは参加者がそれぞれ1kg100円で持ち帰ってくれ完売状態。
 前回の売上と合わせて4万円となりましたが、延べ400日人(但し:1日3時間)の参加で、4万円の売上を考えると一日人あたり100円の労賃にしかなりません。しかし、この他に種芋代、肥料代、通常管理代そして土地の賃料等を考えると労賃など出せる状況ではありません。
 より高い生産性と付加価値の高いものを生産販売していかなければならないということを実感させられました。
今回の収穫を終えての反省点は、
 適期に収穫作業を行う。(適期に行うことで、雑草との戦いも緩和され、また収穫しやすい。)
 日常管理をきちんと行う。(日頃の管理を行うことで、労働強度が分散されると同時に、作業効率が高まる。)
 販売価格については、事前に良く市場調査を行い決定する。(現在はスーパーの半値ということで、1kg100円で販売している。)
 作業前にその日の作業の目標を掲げその目標に向け全員で一生懸命取り組む。
 参加した日数に応じて何らかの手当が支給できるよう計画を立てる。
 作業時の道具をきちんと用意する。
 これらのことは、正に農業をやっていく上の常識だと思いますが、我々にとっては実践して初めて分かったこと。これらの反省点を元に、次回のさつまいもの収穫に臨みたいと考えていますが、実行委員を先頭に関係者のより一層の団結と努力が必要であると思っています。

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*1:最後まで頑張った面々

*2:まだまだじゃがいもという埋蔵金が眠る