3次元レーザースキャナー

hiroshikaro2009-09-08

 今日は半日新潟の朱鷺メッセで開催されました金井度量衡主催の 測量・計測・計量技術のフェア「トータルソリューションフェア2009」の研修・展示会に行って来ました。
 驚いたのが3次元レーザースキャナーです。
 器械が勝手に動き回って3次元の点を計測する、正に測量技術を一変させる優れものです。
 これまで2人で行っていた測量が1人出来、今までのトータルステーションとは比較にならないほどのデータ量、そして夜でも計測が可能とのことで、これ1台あれば、いつでも何処でも測量できる代物です。
 災害時人が近寄れないないような危険な場所の測量や既に老朽化した橋梁などの構造物、歴史的建造物の形状等を映像としてではなくデータとして保存するのに広く活用される手段かと思います。

 発売されて1年が経ちましたが、現在この器械で収集した膨大なデータを分析・処理するソフトの更なる開発が望まれてはいますが、既に実用化がなされていますので時間の問題かと思います。
 器械のコストが2千万円、そしてソフトが百万円位とのことで、普及するにはコスト的にダウンしなければと思いますが、何れ測量技術の主流になると思います。
 只今減量中の私にとっては、土地や建物の測量ばかりではなく、自らの体の形状をデータ化し、体重ばかりではなく容積が、そしてお腹やお尻がどれくらい小さくなったのかが計れたら、減量へのモチベーションもより大きくなるのでは?と思った次第です。