日本の缶コーヒー

 「世界で一番コーヒー好きの国民はドイツ人、世界で一番良いコーヒーを飲んでいるのはドイツ人と日本人だ」という話は、私がドイツに滞在している時に聞いた話です。
 ドイツ人は兎に角よくコーヒーを飲みます。食事の時は当然、日本のお茶感覚でコーヒーを飲みますが、日本のようなネスカフェなるインスタントは殆ど飲まず、手間を掛けて出してくれますので、初めにコーヒーの香りが漂う、それから飲む訳ですので味も雰囲気も格別です。
 さて、昨日ドイツ人留学生は「日本のコーヒーは非常に美味しい」と絶賛していました。
 「仲間で毎日自販機に居並ぶ缶コーヒーを順番に飲んでいるとのことで、その中でどれが一番かを決めたい」とも話していました。甘いのから甘くない物、そして「こく」のあるものからない物まで様々で、そのバリエーションには本当に驚いている様子でした。
 漢字が読めないので、昨晩は「微糖」「無糖」などという漢字を教えてあげました。
 環境保護の関係で、缶詰めの飲料が少ないドイツから来たドイツ人留学生にとっては「日本の何種類もある缶コーヒーは本当に珍しい」と感じているのだな〜と思いました。