支所長との意見交換会

 昨晩は長岡市と合併した9つの地域(中之島、越路、三島、山古志、小国、和島、寺泊、与板、栃尾)にあります支所の支所長7名の方々と意見交換を行いました。
 旧役場時代からその地域で活躍され支所長になられた方、そして長岡市役所で活躍され支所長になられた方、経歴はそれぞれですが、それぞれの地域振興にかける気持ちは皆さん熱いものをもっておられます。
 自己紹介では自らの紹介よりも地域・町の紹介をされ、是非我が地域に足を運んで欲しいと訴えられておりました。
 合併したとはいえそれぞれの地域のやり方そして伝統・文化というものがあるのに、中央集権的な感じで長岡方式、市役所のやり方に合わせなければならないことに、多少なりとも抵抗感をを持っておられるようです。丁度今の国と地方の関係を見るようでした。もっと地方分権つまり「地域分権」を図らなければ、そして支所の裁量権をもっと認めなくてはならいと感じましたが、そのような発想をすると昔の市町村自治の方が良かったのでは?と錯覚しますが、合併した新しい枠組みの中で、どう地域分権を成し遂げるかが地方政治の大きな課題であるように感じました。
 地域での問題点を洗い出し、きちんと対応していかなければ地域が衰退してしまう危機に直面していることを実感しました。
 合併5年目を迎え、今正に合併についての効果、そして課題をこの辺で検証しなければならない時期かと思います。