日独協会クリスマスパーティー

芳野理事長の開会の挨拶

 こんばんは!家老洋です。
 昨晩は長岡日独協会恒例のクリスマスパーティーが長岡グランドホテルで開催され80名の日独協会メンバーが参加しました。
 今年は、丁度来日しています長岡技術科学大学のドイツ人留学生4名の内2名、そして福祉法人崇徳会で介護実習をしている2名の内1名の計3名のドイツ人が参加してくれ賑やかな会となりました。
 冒頭、長岡福住教会のブルーノ神父さんからクリスマスの謂われについてお話があり「クリスマスはクリス:キリスト+マス:お祭りの略語であること。昔は貧し生活の中、家族一緒にひとつの部屋の中で色々と想像しながらクリスマスを祝ったという故事」を聞かせて貰いました。

 また、恒例の演奏会は、シュトゥットガルト音楽大学で学んだ渡部美紀子さんの素晴らしいピアノ演奏を30分間聞かせて貰いました。
 音楽には国境はない、そして言葉のような難しいこともなく、誰でも素直に感動できる素晴らしい芸術であると感動しました。我々日独協会の良さは、交流や楽しみだけではなく芸術・文化に満ちあふれているところだとも実感しました。


 それから美味しい晩餐:フルコースデイナー、初めにシャンペンで乾杯、ドイツのワインそしてビールを楽しみながら会話も弾みました。
 小生は崇徳会の田宮病院で実習中のハルカ マイヤーボルスト君(20歳)に隣席しました。彼はドイツ人と日本人(母)とのハーフですので、日本語は全く問題なく話せ、ハルカは悠久山の「悠」と書くのですと説明する位、漢字もきちんと読め凄いな〜と感心しました。

 彼は日系2世としてドイツ人と日本人の感性を持った優しい青年で、来日したばかり(9月)頃は両国の文化や考え方の違いに戸惑いを感じることが多々あるとのことですが、そんな話を聞いていると日独の違いが顕著に理解でき本当に勉強になりました。
 特に日本の先輩・後輩の関係はまだ良く理解できないとのこと、また敬語や一人称の「ぼく、私、俺、わし、自分」等と云ったようなニュアンスの違いを理解するのに大変苦労したと話していました。
 会の後半は、これも恒例になった福引きで、参加者全員が何かの賞品が当たる空くじ無しの楽しい娯楽、なかなか番号が呼ばれずイライラしている人も居ましたが−−−

 そして最後は、全員でクリスマスソング「もみの木:タネンバウム」をドイツ語と日本語で合唱しお開きとなりました。

 日独協会のクリスマスパーティーは日本的な忘年会ではなく、お話しあり、音楽あり、お楽しみ会ありのバラェティーに富んだ会ですので、興味のある方は是非日独協会に入会されて参加して見て下さい。
 クリスマスパーティー プロジット(乾杯)