難儀いこと、つらいこと

こんばんは!家老洋です。
「難儀いこと、つらいことを経験してこそ、自分の身になり、自信となる」
4月からの信濃川河川敷での農作業、昨年は植え付けと収穫の時だけ集まって、作業しましたが。今年は管理作業もしっかりしようということで、草取りや中耕、施肥、そしてサツマイモの蔓返し等も暑さ寒さの中出来る人が参加して取り組みました。
実際夏の暑い時の草取りは難儀く、辛かったですが、それを成し遂げての収穫はなんともいえない喜びでしたし、出来た野菜は例え形が悪かろうが、虫に食われていようが「うんめ〜」と感じられるものでした。
昨今の社会はとかく「楽しい、楽に、簡単に、早く、そして安い」などとの言葉が幅を利かし、「難儀い、辛い、苦労、面倒、遅い」などという言葉は忌み嫌われる風潮になりますが、人間教育に於いては「難儀い、辛い、苦労、面倒、遅い」という体験こそが大切であると確信しました。

このように自ら作り自ら食べるという「自作自食」こそが、これから食を考える場合大切になってくるのではないかと思います。
私たち「ユニバーサル農園芸えちご」は「自作自食」が出来る活動の場を提供すると同時に、それらをお手伝いする力として障がい者を中心とした市民の力を結集し、そのことを実現することを目指し、これからも頑張りたいと思います。
そのためには、誰かがやるのではなく、自分がやるというしっかりとした決意をもって臨まなければこの事業は成り立たないと思います。
『出来る人が、出来る事を、出来る所で、出来る時にやる』一人ひとりがその意志をしっかり持っていれば、新年度の活動はきっと上手くいくのではないかと期待しています。『人・事・所・時』の気持がこれからのボランティア活動に大切なことがと思います。