文教福祉委員会

 こんばんは 家老洋です!
昨日は文教福祉委員会が開催され、昨今の子ども会・育成会の実情を述べさせて貰い、行政としての人的支援をお願いしました。
 昨今の子ども会・育成会が抱える問題は
? 役員のなり手が居ない
? 父親の参加が少なく、母親だけが役員の会も少なくない。(父親が参加すると直ぐに役をさせられる))
? 親は仕事や日常生活の対応で忙しく、子ども会活動に時間を割くことが難しくなってきており、行事や事業がマンネリ化している。
? 子どもも塾、習い事、スポ少、そして中学校では部活などが忙しく、子ども会の行事に参加する時間がない。
? 中学生は恥ずかしがって子ども会活動には参加しない。
? 事故等を考えると体験的な活動行事はめっきり少なくなった例えば、臨海学校:海水浴などは昨今殆ど実施されなくなった。
? 子どもの興味、趣向も多様化しており、なかなか参加者を募るのも難しく成ってきている。
? 地域との繋がりが少なく、地域の人材の活用が上手くできていない。
? 学校との連携が難しい。
? 学校2学期制により夏休みが短くなり、夏休みの子供会行事も少なくなった。(親も子も短い休み中に子ども会行事をやることが難しくなってきている。)
? 自分が役員の時にこれまでやってきた行事を中止する訳には行かないとの理由から、行事や事業のスクラップアンドビルドが上手く行っていない。
? 指導者がいない。
? 子ども会の事務処理が難しい。
このような中、子ども会と地域、学校を上手く結びつけてくれ、そして事務的なお手伝いをしてくれる人材を各地域のコミュニティーセンターに配置してもらえないかと要望しました。
 役所は市民力、地域力といって金のかからない、地域の自主性を発揮して頑張ってほしいと言い、地域ボランティアを期待する傾向が強いですが、多忙、多様化する現代においてそこまで親に期待するのはちょっと酷なような気がします。
 そのような支援がなければ、小生のように11年も役員を辞めることが出来ずにず〜と遣りつでけなければならないのも、後継者育成、人心の更新という見解から考え、あまり望ましいことではないように思えます。
 ちょっとした行政の支援が大きく活発な活動を助成してくれることを期待しています。