明けましておめでとうございます。

 明けましておめでとうございます。
 今年は昨年よりも充実した年となるよう「自らに与えられた天命を全うすべく」一生懸命生きていきたいと思います。
 昨晩、DVDを借りてきて黒澤明監督の昭和27年の映画「生きる」を見ました。
 主人公の志村喬扮する座って判子だけをついていた市民課長が、胃癌を宣告をされた後、残された人生を自らの職務を全うし、地元住民が要望した公園を完成させ亡くなるというストーリーでした。
 60年近くも前の映画ですが、今も昔も官僚の体質は変わらないと実感すると同時に、皆何のために生き、働いているのか体制の中に入ってしまうと分からなくなってしまう恐ろしさを感じさせられました。
 訳の分からない価値観が横行し、マスコミという大きな力によって世論や社会が動かされている現代は、自らの考え、思想をきちんと持って生きていかなければ、自らだけではなく社会もそして将来の日本も駄目にしてしまうという正に危険な状態にあると感じました。