第35回実行委員会

hiroshikaro2010-05-19

 今晩は、ワークセンター千秋を会場に「ユニバーサル農園芸えちご」の月例会が開催されました。
 障害者の農園芸分野での就労・訓練を目指す本会は、障害のある人の仕事づくりを目指し、これまで3年近く活動し、毎月1回の実行委員会で様々なアイデアを戦わせ、その実行委員会も既に35回となりました。
 今回の実行委員会では、千秋が原信濃川河川敷の畑での作業に参加した人(事前にユニバーサル農園芸えちごの会員になった人)に作業した時間当たり200円を支給しようということを決議しました。
 1回の作業に参加すれば2時間〜3時間程の作業時間になるので、1回の日当は400円〜600円になります。我々の主義は「仕事をどれだけしたかに対して200円を支給するのではなく、障害があって仕事が出来なくて、その場に参加し、例えブルーシートに座っていても時給200円を支給しようという考え方です。
 因みに200円という時給単価は、1日5時間、月曜日から金曜日までの週5日間作業に参加するということで計算すると@200円×5時間×5日×4週間=20,000円となります。2万円は、現在政府が提唱している「障害者の所得倍増計画」の目標金額でありその額から逆算しての単価としました。
 我々の畑での生産活動が軌道に乗れば、毎日5時間参加し、それなりの生産・売り上げがあれば十分達成可能な目標ではないかと考えます。
 毎回作業が終わった後に、その日の日当を支払うことにしますが、支払いは現金ではなく「UNE券」という団体換金券を考えています。その「UNE券」は、畑で採れた作物の購入代金に充てたり、月に2回の割合で計画されているイベント参加費:600円に充てたりすることが可能で、また、6月、9月、12月の最後の作業日を「UNE券現金化の日」として定め、「UNE券」を現金に換えることを計画しています。
 この「UNE券」で畑に集う人たちのやる気と成果を具体化できるのではないかと大きな期待を寄せています。
 作業に参加し「UNE券」をもらうことが出来るのは、障害のある人だけではありません。子どもから年寄りまで、誰でも会員になれば貰える制度です。
 是非、多くの方々から会員になってもらい、畑で汗を流し、多くの人と交流し、美味しいものを食べ、遊び、障害があっても皆と一緒に楽しく過ごせる時間・空間づくりに参加してみませんか?
 千秋が原河川敷での ユニバーサル農園芸えちご の活動に多くの方々からの参加をお待ちしています。
 作業日程は以下の計画表をご覧ください!
作付計画表22.pdf 直