栖吉地区青少年育成会連絡協議会歓迎会

 今晩、今年度新たに役員になった方々の歓迎会が街中の寿司屋さんで行われ、小中学校と児童館の先生方からも出席していただき、和気藹藹、楽しく有意義な会となりました。
 参加されたメンバーを見ると会長さんと私以外は、全て所謂「よそ者」の方々ばかりで、一体地元で生まれ育った人は、このような活動に参加してくれないのか?と疑いたくなる程、地元民の一人として残念に思うと同時に、逆に「よそ者」の方々への期待は大きなものがあります。
 参加者のスピーチはには「栖吉は良いところだ」「子育てをする最良の場所だ」「地域の方々も教育に熱心であり、子どもたちに気を掛けてくれている」とのお褒めことばが並びましたが、果たして地元民(生まれ育った、栖吉小中学校の同窓生)がなかなかPTAや子ども会の役員を引き受けて呉れない現状では、素直に喜べないのが実態です。
 「仕事で忙しい、自分たちの生活をするのがやっとで人の子どもなど面倒見れない、学校など顔を出す時間はない」等役員を受けない理由は幾らでもあります。
 終いには親が自らやらなければならないことまでを人や塾、学校、そして行政に任せて、自らは金さえ出せば良いという考え方がお横行しているのが現状ではないかと思います。
 我々親はもっと子どもの教育・育成に対して自らの責任を認識すべきです。子育てを放棄した親は、籠の中で育った朱鷺の如く、なかなか野生・自然の中では子育てが出来ないといくことを、佐渡の朱鷺が暗に我々人間の親に教えてくれているのではと思わせる昨今の朱鷺情報です。
 よその人が栖吉の良さを気づき、そして評価してくれているのだから、当事者ももっと自信とやる気をもって、いろいろな活動に参加してくれれば!と思った歓迎会でした。