いよいよ決戦

 明朝日本対デンマークの決戦が、標高1,500mのルステンブルク(Rustenburug)の繰り広げられます。
 昔、ヨーロッパ、アセアンから来日した方日海外農業実習生を何回か体験登山と称して富士山に引率したことを思い出しております。
 デンマークから来た実習生が「日本の最高峰に登れる!」と言って目を輝かせワクワクしていたのを覚えています。何故ならデンマークの最高峰は、ユトランド半島にあるヒンメルベルゲット(Himmelbjerget)いう小高い丘の様な山で、僅か147mしかないからです。
 そういった意味では、標高の高い所に住んでいる日本人選手の方に分があるように感じられますが?

 一方、今日は参議院議員選挙の公示日、ワールドカップの人気に押され、選挙の注目度は非常に低いような感じがします。
 迷走する民主党政権に対しきちんと判を下さなければならない大切な選挙ですが、向かい風の民主党にとっては、どちらかというと、選挙の争点を明らかにして正々堂々と戦うと云うよりは、今回は、向かい風を上手く凌ぎ現状維持が出来ればと考えているように思えてなりません。
 つまり民主党にとって今回は、国民の選挙への関心が低い方が良い結果につながるのではないかと予想されます。
 明朝のサッカーの決戦では、日本が勝つか引き分けるかで決勝トーナメントに参加できます。民主党にとっては、是が非でも日本チームに決勝トーナメントに出てもらい、少しでも長く国民の関心がワールドカップに留まっていることを期待しているのではないかと思います。 
 明朝のサッカーの結果が、これから3年間の日本の政治の行方を決めるのではないかと思う程、国民の政治に対する期待の低さに嘆く今日この頃です。