ながおか花火

hiroshikaro2010-06-23

 今日は議会の産業市民委員会が開催され、ながおか花火の運営について質問しました。
 毎年8月2日、3日の両日開催されれる日本一いや世界一の長岡花火。震災後フェニックス、そして一昨年の天地人花火と年々豪華さも規模も拡大、そして全国からの注目度も増しています。
 「新潟県長岡から来ました!」というと異口同音「花火で有名ですね!一度見に行きたい!」言われます。
 昨年は88万人も観覧者があったとのことで、今年も昨年同様盛大に行われることが期待されています。
 長岡花火の特徴は、運営費3億8千万の90%以上を企業や団体そして市民の協賛金と有料席の売り上げで賄っています。因みに昨年、長岡市の一般会計から支出された花火大会に支出された予算額は約3千万円となっています。
 しかし、長引く不況の煽りを受けて本年の企業からの協賛金の集まりは悪いようです。また、これまで花火大会の目玉であった正三尺玉(直径90cm)の打ち上げスポンサーであった大和百貨店は先頃長岡から撤退してしまいました。
 今年は昨年よりも打ち上げ大型スターマインが2日間で5台少なくなり、合計で36台になるとの報告でした。
 折角、全国的にも非常に有名になり、全国からの見物客も多くなったのに、花火大会の規模が小さくなるのは大変残念なことです。これまでの企業や団体の協賛に頼るばかりではなく、もっと市民からの協賛金、そして有料席を増やし、その売り上げで花火を上げるというシステムに変えていくべきではないかと提案しました。
 因みに昨年は、2日間で有料席5万席、売り上げ1億4千万円程で花火大会の経費の37%程でした。
 これまでの「長岡の花火は只で見るものだ!」という考え方から、市民が少しずつお金を出し合って安心して安全にそしてゆっくりと見ることが出来き、質量共に日本一の花火大会となるよう「只の花火」から「市民で上げる花火」という考え方に変えていく意味では、今年は良い機会ではないかと提案しました。

   1席3,000円の有料指定席

   1人1,500円の有料自由席