8月1日

三尺玉の筒と神輿

 昨日8月1日は様々な行事イベントが開催されました。
 8時からは『平和の誓い・平和祈願祭』が平和の森公園で開催され、65年前の8月1日、22時30分の16万発もの焼夷弾で失われた1480人もの尊い命を慰霊すると同時に、旧長岡市の市街地の8割を消失し6万人もの市民が家を失った空襲・戦争の悲惨さを忘れることなく、後世に伝え継がなければならないと、そして今の平和の大切さを確認する式典となりました。
 11時からは、先月中心市街地 大手通りに建設されたフェニックス大手ウエスト2階と3階に開設された「子育ての駅ちびっこ広場」と新たに併設された「まちなか絵本館」のオープニングがあり、大勢の子ども連れで大変賑わいました。
 雪国長岡で冬でも安心して遊べる場所、そして核家族社会の現代、お母さん同士に情報交換の場として森長岡市長の発案で旧デパートのワンフロワーを利用して設置されたの最初でした。昨年は「てくてく」今年は「ぐんぐん」という新たな子育ての駅がオープン、そして今回、旧デパートのあった「ちぶっこ広場」が面積1.7倍になって新しい建物へ移転オープンしました。
 連日の猛暑日、冬だけではなく夏のオアシスとしても活用される施設になると思います。

 13時半からはリリックホールで「ながおか平和フォーラム」が開催されました。
 第1部の長岡空襲紙芝居「思い出の記」は、語り手の今井さんの熱演、畠山さんはじめとする生バンドの音楽、そしてリリックホールの照明効果と鬼気迫る凄さを感じながら空襲・戦争の悲惨さが良く理解できました。
 第2部のディスカッションは「長岡の空襲を語り継ぐために」というテーマで、中学1年生、3年生、高校1年生、そして長岡戦災資料館の語り部の方々の意見発表に大変感銘を受けました。昭和61年から中学生を毎年広島の平和記念式典に派遣、そのOBたちがきちんとした信念を持って、平和の為に活動している姿にエールを送りたいと思います。

 夕方には、大手通りで民謡流しや神輿の巡幸が行われ、長岡まつりが始まりました。