地域コミュニティ

 昨日実施した「栖好地区少年相撲大会・少女腕相撲大会」はコミュニティーセンター主催の行事の中で、0月に実施する地区運動会に次いでの大行事となっている。
 『地域のことは地域で!』、
1.地域の子どもは地域で育てる!
2.地域の福祉も出来るだけ地域で行う!
3.地域の防犯・防災そして安全も地域で完結出来るようにする!
4.生涯学習も地域で!
 等、地区コミュニティーセンターに期待される役割は多種多様であり、コミュニティーセンターの活動を通じて地域住民の交流と人材育成が図られているように思える。また、コミュニティーセンターは正に地域住民の心の拠り所となっている。
 しかし、正規行政職員の数分の一の報酬で、その他、社会保障もなく様々な業務をこなしているコミュニティーセンター長や職員:主事はちょっと大変のように見受けられる。特に家計を担っている若い人がその職務に就くことは、収入金額の関係でなかなか難しいように思える。
 行政は『市民協働』という言葉の下、本来行政がやらなければならない仕事までも地域やコミュニティーセンターに落としてはいないか?そう考えるとコミュニティーセンターの関係者の報酬等については一考すべきではないかと思う。
 加えて、無償ボランティアで活動している殆どの人に対しても、幾許かの費用弁償的なものを支給しても良いのではないかと考える。
 地方経済が疲弊している中、地域で適当な仕事、アルバイトやパートにありつくのが大変な昨今である。社会的ボランティア:奉仕活動を行うことで多少なりとも対価が貰えることにより、責任ある仕事・活動が出来るのではないかと思うが?
 中央集権的に市役所機能の強化もひとつの道だが、江戸時代の幕藩体制の様に、地方の藩に独自性主体性を持たせることで、全体が向上する。
 つまり、地域の中心であるコミュニティーセンターの活動や役割を更に充実強化することで、中央市役所の役割・規模は小さくて済み、人件費や管理費は節約でき、より住民生活に密着した政策が展開できるのではないかと考える。
 コミュニティーセンターの充実強化を図るべく、より地域野活動や態勢に対して予算付けをしていくことも必要ではないかと思う。