鶴瓶家族に乾杯SPに万歳!

 NHKの人気番組の「鶴瓶家族に乾杯」がロシアのウラジオストックでの「ぶっつけ本番の旅」を放送した。
 ウラジオス、トックの子どもから若者、そして大人、老人、美女まで様々な人たちとの交流を通して、今のウラジオストックやロシアの様子そしてそこで生きる人たちの考え方を垣間見ることが出来た、素晴らしい番組であった。
 特にマジシャンのマリック氏と若者たちとの交流は、ロシアの若者が大変しっかりした具体的な将来計画:夢を持っていることに感心させられ、私同様多くの視聴者も感銘を受けたことと思う。
 また、多くの若者がアニメや日本の経済・産業に大きな興味を持って、日本語を一生懸命学んでいることにも驚いた。
 名所旧跡を紹介する「旅番組」よりも、そこで生活する人との交流を紹介することで、その土地のことをより良く理解することが出来、同時に、その土地に住む人たちも、その日本人を通して日本のことをより良く知ることが出来るのではないかと思う。
 国際交流とは「パートナーシップが構築され、受け入れ態勢がしっかりしているので、経済的な旅行が出来る」というメリットではなく「そこに住む人たちと直接交流することが、お互い、そしてお互いの国を理解することに繋がり、ひいては国際平和に繋がる」ということを再認識させられたた素晴らしい番組であった。
 是非、今後も海外、特に近隣の韓国、中国、台湾、ベトナムなどの東南アジア諸国を舞台に「ぶっつけ本番の旅」の番組をどんどん制作して欲しいと思うし、沢山の日本に興味をもつ若者を紹介して欲しいと期待したい。
 「鶴瓶家族に乾杯SP」に万歳!