完全無農薬を続ける!

hiroshikaro2010-08-19

  JA越後ながおかの営農指導員の方2人を招いて、千秋が原信濃川河川敷畑の現地を見てもらい、その後、作物の栽培方法、技術等について様々な質問をしました。
 営農指導員の方の第一声は「無農薬にしては随分立派に育っている。草取りが大変でしょうね!」で「常時農薬を使うのではなく、ポイントポイントで除草剤や殺虫剤を使うことで、作業は数段落になり、もっと立派な作物が出来ますよ!」とのアドバイスをいただきました。
 しかし、参加した実行委員の口からは、
「農薬を全く使わないのが我々の主義だ!」
「農薬を使わないことで付加価値がついている。もっと自信をもって色々な方に売り込むべきである!」
「障害のある人が携わっているから、もしもの事故を考えると危険な薬は使えない。そのことで障害のある人も安心して作業に参加できるのだ!」
との意見が出され、我々「ユニバーサル農園芸えちごは、今後共も完全無農薬でやって行こうと!」と参加者全員の意思の確認が出来ました。
 そうは云っても、これまでやって来た「完全無農薬、無化学肥料の作付け体系」、暑い中での少人数での草取りの大変さ、売り物になるような立派な物を育てる大変さ、収穫量の少なさを考えると、このままで良いとも思えません。
 今後、有機農業、自然農法、ここの作物の栽培方法など、今よりもより積極的に勉強し、また色々な方々に教えを請うて「完全無農薬栽培」を続けて行かなければと決意を新たにしました。

雑草にもメゲズがんばる落花生

 そんな中、里芋、長ネギ、そして落花生は元気かつ立派に育っているので、
1. 地中に出来る作物の選定
2. 支柱などを立てて、草の影響を受けないような栽培方法
3. ロータリーなどを使った機械除草
4. 害虫対策のための隣作
 など、様々な取り組みしながら「完全無農薬」できちんとしたものを作れば、きっとどんどん売れることを信じて、がんばって行きたいと思っています。