東京の熱さ!

 何といっても東京の熱さは凄い、なぜなら太陽の暑さだけではなく、冷房の熱い排気が加わっての暑さのだ。特に停車中の車の脇を通る時はモ〜トする。道が狭いので、車の直ぐ脇を通らなければならないのでたまったものではない。一方、建物の中や電車に乗れば冷房が利いているので快適だ。

 コンクリートジャングルなので、緑の木陰も少なく、照り返しが酷い。ビジネスマンが多いので、余りラフな格好も似合わないし、つばつきの帽子も何か不具合なので、暑さ対策もままならない。
 こんな所で生活していたら人間、乾燥し過ぎて、面白味の無い無味乾燥な人間になってしまうのでは?と案じている。
 長岡も暑いが、最近は午後になると心地良い秋の風が吹くようになり、朝も過ごし易くなっている。夜になれば虫の声が聞こえ、間もなくすると待ちに待った新米が食べられる季節となる。ひと月もすれば、山菜や紅葉といった声も聞こえるようになる。
 若い時は通算で8年間も東京で暮らしたが、もう若くない自分にとって、季節感のない東京で暮らすのは無理かな?と感じた久しぶりの上京でした。