三條新聞

 なかなかの地方新聞を発見。三條新聞は、地域の情報だけではなく、市政に対して、そして市井の動きに対してもきちんと持論を展開していることに感心した。
 最近の新聞は只事実を報道するばかりで、権力や強いものには迎合するような傾向にあり、どの新聞を見ても同じ論調で面白くない。特に、地方政治、政治家に対してきちんと物申している三條新聞は正に天晴れだ。
 現在、地方が衰退しているのも、地方紙が全国紙に圧倒され、地方の発信源が断たれてしまっとことに大きな原因があるように思う。
 地方でで生活する者にとって、国の情報、中央の情報も重要だが、実際自分たちの身の回りで起きていることの情報は生活に密着している分より重要な筈だが、残念ながらテレビがやるニュースは、殆どが東京、中央のものばかりで、地方の情報量は比べ物にならない程少ないように思う。
 身近な話題、課題、そして地方政治や経済のことをどんどん発信するような元気な地方紙こそが、これからの地方活性化のカギを握っていると思う。