主任児童委員を知っていますか?

 本日は、民生委員推薦回が開催され、民生委員・児童委員候補の推薦審査、協議が行われました。
 来る11月末日をもって、民生委員及び主任児童委員の3年間の任期が満了するに当たり、新たな民生委員:定員493名、主任児童委員:定員61名の町内会、地域から推薦のあった計515名の方々の県への推薦についての慎重審議が行われました。
 日頃地域の子ど達もの健全育成の為、誠心誠意活躍されておられる主任児童委員の方々の活動が、残念ながら一般市民には余り知られていないので、行政としてもっと広く宣伝して欲しいとお願いすると同時に、どちらかというと女性中心の現在の委員構成ですが、男親からも積極的に委員になってもらえるような社会環境の整備をお願いしました。
 
 参考までに主任児童委員についてHPより抜粋した内容を下記しました。
○主任児童委員の主な活動
・児童健全育成活動の推進・子育て支援活動
 子どもを地域でいきいき育むための様々な企画活動には、率先して参加・協力し子育て家庭のための企画(子育てグループの育成など)を関係機関とともに計画します。

・個別のケースの支援
 区域で児童福祉に関する個別の援助が必要な場合は、区域の児童委員とともに中央子ども相談センター等の行政機関等と連携をとりながら援助を行います。
なお、知り得た情報は関係機関以外に漏らすことはけっしてありませんので安心してご相談下さい。

・ネットワークの形成
 未来を担う子どもたちを健やかに育てるためには、家庭はもちろん、地域を含め多くの機関が関わって行かなければなりません。
 主任児童委員は地域での子育てネットワークづくりの推進のための調整役として活動します。

 今回推薦会に諮られた民生員の平均年齢は64.1歳で定年され年金を貰っておられるのが殆どであるのに比べ、推薦のあった60名の主任児童委員の平均年齢は、57.3歳で、男女別は男性12名、女性48名です。
 年齢でもわかるように、推薦された方は仕事を持っっておられる方も多く、また、以前にPTAの役員をされた方が多く、本当に頼もしく感じられると同時に、仕事を持っていても地域やコミュニティで積極的に活躍できるような社会環境を整備することが政治や行政の役割であると感じました。