関越交流ネットワークin越後川口

古民家での記念撮影

 4月に合併した越後川口のホテルサンローラ川口と隣接する古民家を会場に、1泊2日の研修・視察会を実施しました。
 県外からは、群馬の近藤龍良さん、栃木の茂木正行さん、そして県内では、新発田の斎藤さん、新潟の加藤さん、上越の保坂さん、そして見附の渡邉さん等講師の方が駆けつけてくださり、充実した楽しい研修会になりました。
 最初に私から「地域で活躍する園芸福祉リーダーの心得」と題してお話させていただき、その後、近藤さん、茂木さん、そして県内の講師からそれぞれ活動発表をしてもらい、そして発表者からファシリテーターになってもらいワークショップを行いました。

 ワークショップは、それぞれテーマを設けて活発なディスカッションが行われ、これまで気づいてこなかった様々なことが具体的になり、そのことを5分の持ち時間で各グループ毎に発表、質疑応答を行い、最後は近藤さん、茂木さんの講評で終了しました。


 講座の最後は、長岡の島峰さんから「野菜スタンプを使ってのランチョンマットの作製」と「ハーブオイルによるハンドマッサージ」教室をしてもらい気分爽快で、ちょっと肩の凝る真面目な講座を終了しました。

 夕方は、効能豊かな茶色でショッパイ川口温泉に浸かり、すっきりしてから、会場を古民家に移し交流会を行いました。
 川口町木沢という山間地の集落にあり、この4月にオープンした研修施設「やまぼうし」の調理場で、木沢のお母さん達が作ってくれた地元料理を肴に、日本酒有り、ビール有り、焼酎有り、沖縄の泡盛有り、そしてドイツのワイン有り、そして川口のきらり☆スマイルの女性メンバー3名も特別参加してくれ賑やかな交流会となりました。
 夜9時からは長岡の石川さんのギター演奏に併せての演歌や懐メロの歌唱で盛り上がり、その後夜が更けるのも忘れて語り合いながら眠りにつきました。


 翌朝は、新米こしいぶきの朝ごはんを食べ、皆で協力して後片付け、9時前には貸し切りバスで視察見学へ。

 小千谷山本山の「ふれ愛の里小千谷クラインガルテン」を視察、立派な居住型農園に驚きました。

 2軒目は、堀之内のユリの栽培農家「向田農園」、5ヘクタールもの畑で年60万本も出荷されているのに驚き、今年の暑さでたくさんの問題が出たとのお話も伺い、気候に左右される園芸経営の大変さも垣間見ました。

 最後は、野菜直売所の「あぐりの里」の視察、新鮮で安い野菜や農産物が並んでおり、たくさんのお客さんで賑わっていました。地元農家の方々のがんばりを見せてもらいました。
 お昼は、魚野川最大の川口簗での昼食会、鮎の塩焼き、鯉のあらい、そして魚沼産コシヒカリを食べ大満足、大雨で簗場には数名行っただけで、皆で鮎捕りは出来なかったことが残念でした。

 解散直前に、昨晩参加してくれたきらり☆スマイルのメンバー山森さんが経営している川口唯一の大型スーパー「安田屋:あんたや」さんで買い物をさせてもらい、急遽山森さんも駆けつけてくれ再会を誓いお別れしました。

 午前中から長岡市内で降り続いた大雨で、住宅との浸水あったとの連絡が立て続けに入ってきたので、終了時間を1時間繰り上げての解散となりましたが、参加した皆さん大変満足してくれたようで、主催しました我々園芸福祉ながおかのメンバーも満足して皆さんを送り出しました。
 勉強、そして交流、本当に楽しい、有意義なネットワークとなりました。