男心と秋の空

 「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、10日前までは猛暑、酷暑、熱帯夜と言っていたのに、今はもう秋、朝夕はめっきり涼しく寒くなり、半袖では寒いので、長袖を出し掛け布団も出し既に利用しています。
 去る日曜日の大雨洪水でうんざりしているのに、連日の雨降りに10日前の暑さが懐かしく感じられる今日この頃です。
 農家は、コシヒカリの稲刈りを前にした大雨、そして雨続きの天候で、なかなか刈り取りが始められずに苛立っている様子です。
 明日は晴れるかと思っていると「男心と秋の空」急に天気が変わるのも当たり前で、なかなかしっかりした予定が立てられないのは秋のマイナス点ではないかと思います。
 いずれにしましても人の心は秋空の如く、移り変わりが激しく、10日前までは「雨雲が見たい、一雨降れば!」と思う毎日でしたが。今は「雨が上がってくれれば、もう少しお天道様を拝みたい」と思います。
 人は、適当に暖かく、適当に雨が降ってくれればと、自然に対しては適当を期待していますが、思うように行かないのがまた自然です。
 明日は果たして雨降りとなるのか?天気になるのか?