礼儀

　約４００世帯ある中沢町内会の大運動会が老若男女１８０人余りの参加で盛大に行われました。
　当日は、稲刈りの真っ最中ということで、来賓の農家組合長はじめ農家の関係者の出席がなく、一寸淋しい感じもしましたが、競技が進むにつれ熱が入り、高い降水確率であったにもかかわらず、皆さんの熱気で午前中は雨も当たらず絶好のコンディションの大会となりました。

　育成会のお母さん方が趣向を凝らして準備して呉れたカップヌードル、ポリ袋、台所洗剤、ティッシュペーパー、ラーメン等色々な賞品目当てに皆一生懸命でしたが、賞品を貰う時に「あっちを向いて貰ったり、片手で貰ったり、或いは、人と話しながら貰ったり、呉れる人に挨拶もしない、ありがとうも言わない」色々な所作をされる方を見るにつけ大変残念な気がしました。
　それも小さな子どもばかりでなく大人も、そして老人もそんな所作をされる方が少なくないのに、どうにかしなければと思居ました。
　大人は子どもの鑑と言いますが、このような礼儀は大人がきちんとして模範を示さなければならないと思いますが、当の大人がおかし状態ではどうしようもありません。
　歩き方、姿勢、そして人との接し方について改めてきちんとしなければならないと自覚した時でもありました。