もったいない

hiroshikaro2010-10-14

 今日は測量の境界立会の判子を貰いに関係者を数軒訪問させてもらいました。
 最初の家は、3年前までお婆ちゃん独り暮らしだった家で、お婆ちゃんは市外の福祉施設に入院中とのことで、たまたま東京の倅さんが帰郷され掃除中の所を訪問しました。
 倅さんは40数年前に上京され、これまで東京で働いてこられたとのこと、両親が高齢化されてからは年に数度雪下ろしや家の片づけ等で帰郷されているとのことですが、お父さんが亡くなられ、お母さん(お婆ちゃん)の独り暮らしとなり、その後介護施設に入院されてからは、空き家となっってしまったとのことですが、人がいなくても、雪が降れば雪下ろし、また、家の周りの草刈りや樹木の世話もしな刈ればならないので、年数回帰ってこなかればならないとのこと。お婆ちゃんが亡くなれば何れは家を取り壊し更地にしたい。そうすれば、雪が降っても帰って来なくても良いし。
 「出来れば家屋敷一括購入して呉れる人は居ないでしょうか?」「重機で家全部を壊してしまうのはもったいないから!どうにかならないか?」尋ねられました。
 昔の金持ちの家ですので、使用されている柱も張りも襖も立派なものばかりですが?? 
 売りたい人、買いたい人を結びつけるインターネットを活用した「長岡市空き家バンク」を紹介しましたが、売却時期や価格が未だ定まらない現状では、処分もままならないかと思います。
 私も欲しいな〜と思いましたが?先立つ物もその家を管理するだけの時間的余裕もない状況では?
 大変残念に思いながら次の家へと向かいました。