花テラスオープニング

バックは防災公園、消防署、子育ての駅

 長岡市緑化センター花テラスが市民防災公園内にオープンしました。
 長岡市は花いっぱい運動が学校、保育園、町内会等、子どもの頃から、そして地域で花づくりに取り組んでいるので、全国屈指の花いっぱい運動が盛んな都市に数えられていますが、きっかけは昭和46年に厚生会館前にフラワーセンターを建設し、そこで栽培した花を市民に配布していたこととの経過が市長や来賓の挨拶で紹介されました。
 1年前亡くなった父は、長岡市公園緑地課の前身である「まちを緑にする課」の初代課長で、このフラワーセンターの建設、運営に携わり、そして悠久山公園の整備に非常に熱心で、独学で園施工管理士や樹木医の資格などを取り頑張っていたことが思い出されました。
 今は、長岡緑花推進員の小林正夫先生や我々園芸福祉にいがたの仲間の島峰さんなど関係者の弛まない努力と情熱により、今回の花テラスのオープンになったと思います。
 「花は種から育てるのが大切」このことから施設内には一度で3万苗を起こせる発芽室があります。
 また、新しい施設なので機械化も進んでおり「土づくり機(かくはん・土入れ)」なども整備されており、手作業で花を育てる自分にとっては大変羨ましい限りです。

 「花を育てるのではなく、花によって自分は育てられた!」という小林正夫先生の考えを忘れることなく、大勢の子ども達、市民がこの施設を訪れ、花を通じてしっかり学習すると同時に、花を通じて人の輪を広げる我々の活動:園芸福祉活動に発展して行ってくれたら良いな〜と思いました。
 
   ※花弁をイメージした花壇