新しい村づくり

 ドイツにはベーテル:神の家という意味の福祉集落があるという。
 障害者でも老人でも、一生安心して暮らせる村。
 多様性の中で、独立して共に生き、すべての人たちと共に学び、共に働くことを目指す村。
 それがベーテルだ!
 ベーテルには、「施しよりも仕事を!!」とのモットーで障害者の働き、仕事があり、高齢者が憩う場があり、それらの人を介助したり介護したりする人が一緒に住む。
 障害者の仕事が、例え効率が悪く、ゆっくりで完全な仕事でなくても、それを差別し、そしてその仕業を否定してはいけない!
 何故なら、仕事は、沈んだ気持ちを解放してくれ、孤独から逃れることが出来、天職があるという意識を持たせることが出来る。
 障害者というのは、障害があるのではなく、障害を被った人なのであり、それを健常者と同じスタートラインに立たせることが平等であり、国の役目である。
 しかし、現代社会では、皆同じ負担を課すことが、あたかも真の平等である如き風潮になっており、負担のできる人、負担のできない人で大きく差別されている。
 このような社会を改め、誰でも安心して生きられる社会の実現を目指し、我々 ユニバーサル農園芸えちご は活動していきたい!