国際農友会ドイツ会総会

hiroshikaro2010-11-15

 ドイツで1年以上の期間、農業実習を体験した実習生の同窓とその関係者で結成している「国際農友会ドイツ会」の年次総会を愛知県豊橋市で開催しました。
 ドイツで実習した仲間の総数は、昭和33年から今日に至るまでの52年間で400名近くになりました。私は25年前にドイツへ行ったので今、丁度中堅何処といったところです。
 しかし、参加者は仕事をリタイアされた方が殆どで、その方々も高齢化され健康上の理由で参加されない方が多くなり、残念ながら年々参加者が減り、今年は13名の参加でした。

 ドイツ大好き人間の集まりですので「ドイツはこうだ!日本はドイツを見習うべきだ!」「ドイツは良かった}という持論を展開する人たちばかりですので、話は弾み時の経つのを忘れてしまう程議論が盛り上がりました。
 宮崎の口蹄疫で飼ってた牛を全て殺処分にされた酪農家の先輩も参加され「今丁度牛が居ないので久しぶりに参加できた。来月初めには待望の牛がやって来るので忙しくなる!」そんな先輩から実際ご苦労話しを聞くにつけ深く心が痛みました。

 仲間がやっているシクラメンとキャベツの農家を見学させてもらい、全国でも1.2の農産物の出荷額を誇るJA豊橋の底力を垣間見ました。
 伊良湖岬を観光、最後は豊橋のB級グルメ『カレーうどん』を食べ、来年の今月今夜、出来れば岩手県平泉:中尊寺の町での再会を誓って、またふるさとへ戻って行きました。
 楽しい有意義な総会でした!